Apple M1 Proはドッキングステーションに2つの外付けディスプレイ、M1 Maxは最大4つの外付けディスプレイ、M1 Ultraは最大5つのモニターに対応しています。
しかし、デュアルモニターの場合は基本的なベースM1 CPUでは限界があります。ワークフローを効率化してタスクを完了するために複数のモニターを必要とするAppleユーザーは解決策の模索に苦心しています。
M2チップセットはM1チップセットの機能から改良されていますが、ベースチップセットでは依然として表示上の制限があります。
シングルディスプレイのみに対応しているAppleの新しいM2 MacBookに複数のモニターのサポートが必要な場合(またはオリジナルのM1 MacBookをお持ちの場合)、Kensingtonは、複数のディスプレイを素早くセットアップ可能なドッキングステーションとビデオアダプターのソリューションを提供します。
この記事では、M1およびM2ベースチップセットを内蔵したMacBookまたはAirデバイスを使用する際の2つの主な実例とデュアルモニターのセットアップ方法についてご紹介します。
Apple M2デュアルモニターのオプション
改良されたMacBook Airと新しいMacBook ProのAppleの技術仕様によれば、M2は「60 Hzの最大解像度が6Kの1台の外付けディスプレイ」のみに対応するとされています。
WWDC 2022で、AppleはM1(Pro/Max/Ultra版ではないオリジナル)と新しいM2がシングルディスプレイに対応すると公表しました。
これらのデバイスで2台以上のディスプレイを使用したいユーザーにとって、このシングルディスプレイのニュースは残念なものでした。しかし、ここでKensingtonの出番です。
1)既にドッキングステーションを持っている場合に2つのモニターをMacBookに接続する方法
お使いのデスクトップに既にドッキングステーションが搭載されている場合は、USB-A DisplayLinkビデオアダプターをドッキングステーションに接続するだけでディスプレイの機能を拡張できます。接続後、最新のmacOS用DisplayLinkドライバーをダウンロードしてください。これでデスクトップが複数のモニターに対応しました。簡単です。
- USB-A to DisplayPort 4Kビデオアダプター
- USB-A to HDMI 4Kビデオアダプター
- USB-A to DVI-I/VGA/DVI-D 1080pビデオアダプター
最新のDisplayLinkビデオアダプター・ソフトウェアにより、既存のドッキングステーションを使用して、最大5つのディスプレイをM1またはM2 MacBookに接続することができます。
ソフトウェアのアップデート後に問題が発生した場合は、最新版のソフトウェアをDisplayLinkからインストール済みであることを確認してください。
2)ドッキングステーションがなく、アダプターを使用したくない場合のMacBook Pro/Air (M2/M1) デュアルモニターのセットアップ
ドッキングステーションを使用したことがなく、追加のアダプターを使用したくない場合、数種類のUSB-C DisplayLinkドッキングステーションの中からご利用いただけます。これらの製品はDisplayLink技術を使用しているため、複数のディスプレイを接続するために追加のアダプターは必要ありません。
ご使用のワークステーションのセットアップに最適なDisplayLinkドッキングステーションを決定した後、最新のmacOS用DisplayLinkソフトウェアをダウンロードしてください。KensingtonのDisplayLinkドッキングステーションには以下の機種があります。
- 85W PD アダプター付き SD2400T Thunderbolt 3 40Gbps デュアル 4K ナノ ドック - Windows/macOS
- SD5600T Thunderbolt™ 3&USB-Cデュアル4Kハイブリッドドッキングステーション 96W PD Windows/macOS
上記のドッキングステーションの1つにより、外付けディスプレイの機能を複数のモニターに拡張できます。DisplayLinkが有効になったドッキングステーションにより、複雑な解決策や追加のアダプターの必要なく、セットアップ全体に対応することができます。
M1/M2ベースチップセットMacBookのシングルディスプレイ対応
シングルネイティブディスプレイのサポートを提供するというAppleの決定は最初は理解しがたいものでした。しかし、Pro、Max、Ultraの各チップセットのリリースにより、その理由は明らかになりました。
どのベースチップセットM1デバイス(および新しいベースM2デバイス)でも、ユーザーはデスクのセットアップで2つ以上の外付けモニターを必要とする場合は創造的でなければなりません。最近のAppleによる基盤チップのアーキテクチャの変更にも関わらず、新しいMacBookは複数の外付けモニターで使用することができます。
KensingtonのどのUSB-C、Thunderbolt 3またはThunderbolt 4ドックでも、M2およびM1 MacBookのユーザーは1つの外付けモニターのみで不足はありません。ドックの他の機能(Thunderbolt/USBポート、イーサネット、オーディオなど)は問題なく機能します。
新しいM1またはM2 MacBookで生産性を最大化する
仕事にMacBookを使用しているユーザーは、新たな効率性を達成し、ワークフローを高速化するイノベーションに依拠しています。M1 MacBookは、多くのオペレーションを過去のプロセッサを超える高性能のチップセットの中に統合しています。
6月初旬、AppleはMacBookエコシステムのもう一つのエキサイティングな進展、M2チップセットのローンチについて発表しました。これは、最新のデザインが比類ない性能を提供し、より高速なビデオおよびイメージの処理時間が可能になることを意味します。
最新のApple M2チップについて
Mac専用に設計された次世代のAppleの技術はApple M2チップです。
Appleは「電力効率が高いパフォーマンスと機能の新たなレベル」と題する6月のプレスリリースでM2チップの発売について発表しました。 新しいチップはM1チップより、更新されたMacBook Pro(13インチ)と完全に刷新されたMacBook Airに対応するように改良されています。
M2チップは第2世代の4ナノメーター技術を向上させ、M1よりも25%多い200億個のトランジスタを装備しています。より多くのメモリ、高速のパフォーマンス、Appleの次世代のカスタムテクノロジーが統合されています。
最新のApple M2チップと、それがM2 ProおよびM2 Air MacBookのユーザー体験をどのように向上させたかをご紹介します。
M2 MacBook Pro
M2 MacBook Proでは、ユーザーはよりパワフルな8コアCPUと10コアGPUにより超高速のワークフローを体感できます。4Kおよび8KのProResビデオストリーミングと24GB統合メモリによる鮮やかなグラフィックスの作成。
追加のM2 MacBook Proの仕様では次のように記載されています。
- M1モデルより4倍高速
- Intelベースのモデルより6倍高速
- 最長20時間のバッテリー寿命
- 2TB SSDストレージ
M2 MacBook Air
M2 MacBook Airの次世代のM2チップセットは、速度と電力効率が向上するように再設計されています。重量わずか1.22kg、厚さ1.11cmのこの超小型デバイスは、どこにいても仕事、創作、プレイが可能な超高速・超高性能のノートPCです。
追加のM2 MacBook Airの仕様には次のように記載されています。
- M1モデルより4倍高速
- Intelベースのモデルより15倍高速
- 最長18時間のバッテリー寿命
- 2TB SSDストレージ
- 24GBの統合メモリ
焦点となっているM2チップセットにより、MacBook Air(およびMacBook Pro)の使用は、Appleのエコシステムの中で最もユーザーフレンドリーなパフォーマンス主導の体験となりました。それはまた、Kensingtonのドッキングステーションとペアリングするときに複数のディスプレイのオプションがあることも意味しています。
M-シリーズMacBookをKensingtonのソリューションとぺアリングしてビジュアルパフォーマンスを改善
ベースチップセットM1またはM2 MacBook上の複数のディスプレイのために、Kensingtonは、業界をリードする一連のDisplayLinkドッキングステーションをご用意しました。
M-シリーズPro、MaxまたはUltraを基盤とするMacBook上で2つ以上のディスプレイに対応するため、Kensingtonは、1つのケーブルで最大40Gbpsのデータ、デュアル4Kビデオ、85W以上の給電のすべてに対応した複数のThunderboltソリューションを提供します。これのソリューションは、業界初のThunderbolt 4ドッキングステーション.のリリースにもつながりました。
複数のディスプレイに対応したKensingtonのビデオアダプターとドッキングステーションをご覧ください。